UL746A

電気機器・装置・部品などに使用されるプラスチック材料の短期物性評価試験。

試験項目 標準試験片形状 規格
ホットワイヤー着火性(HWI)
Hot Wire Ignition
125x13mm×厚 ASTM D3874
大電流アーク着火性(HAI)
High-Current Arc Ignition
125 x 13mm x 厚 UL 746A
高電圧アークトラッキングレート(HVTR)
High-Voltage Arc Resistance
125×13×3.0mmt UL 746A
耐アーク性
High-Voltage Low Current
Dry Arc Resistance
125 x 13 x 3.0mmt ASTM D495
耐トラッキング性(CTI)
Comparative Tracking Index
□50(orφ50)x 3.0mmt IEC60112 or ASTM D3638
絶縁破壊強さ(DS)
Dielectric Breakdown
□100(orφ100)x 1.5mmt ASTM D149
体積抵抗率(VR)
D-C Volume Resistance
□100(orφ100)x 1.5mmt ASTM D257
吸水率(WA)
Water Absorption
□50(orφ50)x 3.0mmt ASTM D570
荷重たわみ温度(DTUL)
Deflection Temperature under Load
125×13 x 3.0mmt ASTM D648
引張強さ(TS)
Tensile
Type I x 3.0mmt ASTM D638
引張衝撃強さ(TI)
Tensile Impact
Type S x 3.0mmt ASTM D1822
グロ−ワイヤー試験(GWIT)
Glow-Wire Ignitabillity
60 x 60 x 0.25 - 6.4mm IEC60695 - 2 - 13
ボールプレッシャー温度(BPT) 20 x 20 x 3.0mmt IEC60695 - 10 - 2
◎熱硬化性樹脂は、脆性のため引張試験の代わりに曲げ試験、引張衝撃強さの代わりにアイゾット衝撃強さまたはシャルピー衝撃強さで評価されます。
曲げ試験
Flexural
125 x 13 x 3.0mmt ASTM D790
アイゾット衝撃強さ
Izod Impact
64 x 13 x 3.0mmtノッチ入り ASTM D256
シャルピー衝撃強さ
Chrpy Impact
127 x 13 x 3.0mmtノッチ入り ASTM D6110
ID試験材料識別方法(ULに登録する時にID登録があります)
赤外分光分析(FTIR)    
熱重量分析(TG)    
示差走査熱量測定(DSC)    

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※DS、VRの状態調整は、Dry & Wet の2水準あります。

規格改訂情報


改訂日  改訂内容 
2011/10/25 43項 灰分測定の使用装置欄(43.2.1 bにるつぼとして磁性のものに加えて、シリカとプラチナを追加)
2010/12/10 Follow Up ServiceにおけるDSC測定に関して成形プロセスに起因する差異が引き起こされることを許容する旨の記述追加。 
 2010/10/27

8.9.2「例外] ポリマーバリエーションの試験のほうがよりよい結果を示す場合、以下の両条件に適合する時は、その材料は同じ登録名を保持することができ、よりよい数値で割り振られる。

a)  8.2のプログラムコードCによる、全ての評価される特性の完全な並行試験が行われた場合b)  その他に試験された特性のすべてが不利に影響を及ぼすことがない場合。

比較できる結果であると認められるのは

1)   元の材料で得られた試験結果と比較して、各項目の試験結果が10%以内におさまるとき。

2)   UL94の燃焼性の評価が同じとき。

3)   LTTA試験に基づいたUL746BRTI評価が、もしあてはまるのであれば、UL746BSection19に従うとき。

8.9.3.1 (二つの試験結果の)異なり具合が、AdditionまたはDeletionの許容範囲より低いレベルであれば、Addition/DeletionまたはChange Levelのいずれに記されている、より小さい範囲のプログラムコードに基づいた適切な試験プログラムで行われる。例えば、lubricant1%から4%へと増えた場合、AAddition5 Absolute)かBDEChange in Level30Normalized, actually 300%)の二つのプログラムが適用可能である。この場合、プログラムコードBDEと比較してより範囲が小さいプログラムコードAを試験プログラムとして適用する。

8.9.5 表8.1の中では、additions, changes and deletionAbsoluteパーセンテージは、添加剤のfinal重量からinitial重量を引いた数値に、材料のinitial総重量を割って、100を掛けるという方法で計算される。例 ・・・・・

8.9.6 表8.1の中では、additions, changes and deletionNormalizedパーセンテージは、添加剤のfinal重量からinitial重量を引いた数値に、添加剤のinitial重量を割って、100を掛けるという方法で計算される。もし添加剤が、添加剤システムの構成要素の一つであれば、Normalizedパーセンテージを計算する目的として別の添加剤として考えられる。例・・・・・・

Table 8.1

        改訂前はDeletionReplacementが同じ項目だったのが、改訂後はDeletionReplacementが別々の項目になっている。そのためReplacementの列に記載されている数値が新たに改訂されている。

Table 8.2

        Program Code Cの内容がより具体的になる。求められる照合試験はUL94, ID, UL746AHWIHAICTIHDTVTBP)で、熱可塑性プラスチックはUL746ATSFSTIIICI)。

        Program Code Dは、LTTAプログラムを参考にした段階的RTI評価がされた材料に限ると付け加えられている。

        Program Code Eは、LTTAプログラムに基づいた段階的RTI評価がされた材料に限ると付け加えられている。

        Program Code Fが新たに設けられる。内容は、求められる試験はProgram Code Cに加えて、UL746A(絶縁耐力、Volume ResisitivityDimensional Stablity from Table 6.1 of UL746C)がある。

        Program Code Mが新たに設けられる。機械性特性のUL746ATSFSTIIICI)の試験が求められる。

        すべての試験プログラムにはID試験(IRDSCTGA)が求められる。

 2010/8/13 Table8.2 ポリマーバリエーションにおけるHBの例外条項
認定済みのサンプルにて試験実施時、
a.厚さが3.0mm〜13mmの試料は32mm/1分を超えない燃焼速度
b.3.0mm未満の試料は60mm/1分を超えない燃焼速度
での認定取得をしている場合はポリマーバリエーション試験実施不要 
 2010/1/20 大電流アーク着火性(HAI)の試験手順更新
32.4.1〜32.4.5 アークの最大サイクル数:アークの合計数が200回に達するまで→150回に達するまで 
 2009/7/16 電気絶縁材料のPLC
23.2 ASTMD3638に基づいてPLCを割り当てる内容の記載追加 
 2009/7/16 ボールプレッシャー試験
29.1.1 力を加える強度:20±2N(4.5±0.45ポンド)→20±0.2N(4.5±0.05ポンド)

関連資料

UL746A 試験手引